この記事は
- 会社を退職し、佐世保市役所での国民年金手続きについて詳しく知りたい人
- 自分で老後の資金を用意したい人
そんな方に手続きの流れを紹介して行きます。
公的年金制度についておさらい
まずは簡単におさらいして行きましょう。
公的年金制度は下記2種類あります。
- 国民年金:20〜60歳全員が加入。保険料は一律。
- 厚生年金:会社員、公務員が加入。保険料は会社が負担。
整理すると
- 会社員、公務員:国民年金 + 厚生年金
- フリーランスなど:国民年金のみ
なので会社を退職した場合、国民年金 + 厚生年金 → 国民年金に切り替える必要があります。
従って必要な手続きは国民年金の手続きのみとなります。
原則、退職から14日以内に手続きする必要がありますが、後述する必要書類が揃わない時もあります。
その際は14日以内は無視して大丈夫です。
ちなみに私は書類が届かず、退職から25日後に申請しましたが、特に何も言われませんでした。
老後の年金を増やす手段もある
必要なものに移る前に1つだけ。
会社員時代は厚生年金を会社が負担してくれるため、会社員は厚生年金を支払わずに受給することができます!
しかし、退職(フリーランスになった)した場合、厚生年金の支払いはなくなるため、年金受給額が会社員と比べ減ってしまします…
そこで厚生年金分を自分で積み立てる(用意)する方法がいくつかあるので紹介して行きます。
主に下記4種類です。
- 付加年金に加入する。
→掛金が月400円の終身年金です。
支払いが手軽で2年間受給すれば元が取れるため、低収入や低所得の方におすすめです。
※ただし、国民年金基金と併用できないため、注意が必要です! - 国民年金基金に加入する。
→掛金を自分で設定できる終身年金です。
途中解約ができないため、所得や収入に余裕がある方におすすめです。
※ただし、付加年金と併用はできないため、注意が必要です! - 小規模企業共済に加入する。
→掛金を自分で設定できる一括受取(または分割受取)型の年金です。
国民年金基金との違いは終身年金かどうかです。
そのため、長生きする自信があれば国民年金基金、自信がなければ小規模企業共済がおすすめです。 - iDeCoに加入する。
→掛金を自分で設定できる確定年金です。
国民年金基金や小規模企業共済との違いは、自分で金融機関や商品選ぶ必要があるという点です。
運用成績次第で受給金額が変動してしまうリスクがあるため、貯金感覚ではなく、ガッツリ資産運用して行きたい方におすすめです。
厚生年金と違い全て自己負担ですが、掛金は控除になり節税効果もあるため、自分の所得や収入に合わせて決めるとよいでしょう。
必要なものを用意する
次のものを用意しましょう。
①退職日のわかる書類
健康保険喪失証明書や離職票で大丈夫です。
会社からもらう必要があります。
なので退職後、会社の総務などに連絡して送付してもらいましょう。
②本人確認書類
免許証やパスポートで大丈夫です。
市役所で手続きを行う
必要書類を用意した後は書類を持って市役所や各支所に行きましょう。
今回は佐世保市役所で説明してきます。
①まず、市役所1階医療保険課へ行きます。
(市役所1階の左側です)
②医療保険課に入ると受付の方が立っているため、「国民年金の手続きできました。」と伝え、番号札をもらいます。
③呼び出しがあるまで(順番が来るまで)待機し、順番が来たら説明を受け、必要書類を作成します。
④その場で封筒がもらえます。作成した書類を封筒に入れ、ポストに投函して終了です。
(ちなみに宛先は日本年金機構です。封筒には自分の住所と名前を書くだけでOKです)
所要時間は20分程度です(待ち時間を除く)。
付加年金に加入したい方は同時に申請できるため、このタイミングがおすすめです。
最後に
いかがだったでしょうか。
佐世保市役所へ車で行く時は駐車券もお忘れなく!
パスポート申請、受領の際に駐車券を提示すると無料になります!
(市役所1階戸籍住民窓口課で提示するば大丈夫です)
清算も事前に済ませておくと駐車場から出る時ノンストップで出れるのでオススメです!
(清算場所は市役所7階の連絡通路にあります)
ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!
今日も良い1日を。
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