カナダでワーキングホリデーをする前に、フィリピン・バギオの語学学校JIC Academyに3か月通いました。受けたのはIELTSコースです。
この記事では時間割と授業の内容、テスト、食事、寮の生活、かかった費用を紹介します。カナダに行ってから通ったトロントの語学学校については、トロントの語学学校Quest Language Studies体験記に書いています。
結論:日常会話ができる人が本気で伸ばすならおすすめ
先に結論です。JICのIELTSコースは、日常会話が普通にできる人が本気で英語を伸ばしたいときにおすすめです。
授業も宿題も多く、毎日がかなり大変でした。そのぶん成長はできて、特にライティングの力はとても上がりました。
一方で、IELTSコースは初心者向けではありません。私はついていくのが大変でした。英語に自信がない人は、コースを選ぶときに気をつけてください。
基本の情報
| 項目 | 私の場合 |
|---|---|
| 学校 | JIC Academy(フィリピン・バギオ) |
| 校舎 | Challenger(チャレンジャー)校舎 |
| 通った期間 | 3か月 |
| コース | IELTSコース(スパルタ式) |
| コースの費用 | 45万円 |
| 寮の費用 | 25万円(4人部屋) |
| 申し込み | 日本ワーキング・ホリデー協会を通した |
| 全校の生徒数 | 90人くらい |
| 生徒の国籍(体感) | 日本3割、韓国3割、サウジアラビア3割、中国・台湾1割 |
費用は私が通ったときの3か月分の金額です。今の料金は学校やエージェントに確認してください。
1日の時間割
授業は1日8コマで、6コマがマンツーマン、2コマがグループです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 7:50〜8:35 | リスニング(マンツーマン) |
| 8:40〜9:25 | スピーキング(マンツーマン) |
| 9:30〜10:15 | グループ |
| 10:20〜11:05 | 空きコマ |
| 11:10〜11:55 | ライティング(マンツーマン) |
| 12:50〜13:35 | グループ |
| 13:40〜14:25 | ライティング(マンツーマン) |
| 14:30〜15:15 | 空きコマ |
| 15:20〜16:05 | リーディング(マンツーマン) |
| 16:10〜16:55 | 空きコマ |
| 17:00〜17:45 | スピーキング(マンツーマン) |
| 17:50〜18:35 | 空きコマ |
| 20:00〜22:00 | 単語テスト、自習 |
夜は23時に寝る決まりです。
マンツーマンの授業
マンツーマンの授業はとてもためになりました。ある程度は自分のペースで進められます。
ただしIELTSコースはそもそも初心者向けのレベルではないので、正直ついていくのが大変でした。
先生はたくさんいるので、合わなければ変えてもらうこともできます。
グループの授業
グループの授業は、1週間で1つのトピックを進めるイメージです。トピックについてアイデアを出し合います。
授業の最初には、前日までの内容を簡単に説明します。説明する人は前日にランダムで宿題として決まります。
周りのレベルが高くて驚いたのを覚えています。それでもGoogle翻訳を使ってでも理解してついてくればよい、という雰囲気でした。授業中にスマホを使うのは全然ありでした。
テスト
毎日の単語テスト
単語テストは毎日あります。1日25語くらいを単語帳で覚えて、その中から10語ほどが出ます。
難しいのは、英単語の説明も英語で書かれていることです。私はそのレベルに届いていなかったので、毎回翻訳していましたが、これが意外と面倒でした。
テストが終わったら自習部屋で勉強します。部屋は1人で使うときも2人で使うときもありました。
点数は張り出されますが、点数が低くてもペナルティはありません。
週に1回のIELTS形式のテスト
IELTSコースの人は、毎週土曜の午前にIELTSを想定したテストを受けます。ライティング、リスニング、リーディングの試験です。結果は張り出されます。
スピーキングのテストは毎週金曜です。スピーキングの授業の時間に、指定された部屋に行って受けます。
私は昔も今もスピーキングが苦手です。毎回テストを録音させてもらい、それをスピーキングの授業で振り返っていました。
テストの翌週の月曜には、それぞれの授業の中で間違えたところを先生と一緒に確認します。
宿題と自習:平日は本当に忙しい
コースにもよりますが、IELTSコースは宿題が本当に多いです。ほとんどすべての授業で宿題が出るので、平日はとても忙しくなります。
私のコースはスパルタ式で、自習も必須でした。授業の量も多く、大変すぎて居眠りしてしまうこともありました。
それでも成長はできます。おかげでライティングの力はものすごく上がりました。翻訳アプリやAIがなければ、乗り切れなかったと思います。
土日も宿題は出ますが、量は平日と同じくらいです。息抜きは土日にしていました。
食事
平日は朝昼晩の3食とも、ビュッフェ形式です。オーナーが韓国人だからか、韓国料理が多めでした。普通においしくて、おなかいっぱい食べられます。
ごはんとスープは基本的にいつもあり、野菜やフルーツもあります。おかずは日によって変わります。
食事の時間は決まっていて、過ぎると食べられなくなるので注意してください。
土日は朝と昼を兼ねたビュッフェが11時くらいまであるだけで、夜ごはんは出ません。土日の夜は売店で買うか、外に食べに行く必要があります。
最初は食事が合わず、2週間くらいずっとおなかを壊していました。周りの日本人も似たような経験をしていたので、薬を持っていくと安心です。
学校のすぐ近くに売店があり、昼休みや夜に開いています。お菓子やカップ麺を買えます。休みの日には、韓国人の友達と韓国のラーメンを作って食べたりもしていました。
寮の生活
部屋
部屋には1人部屋、2人部屋、4人部屋などがあり、値段が違います。私は4人部屋でした。ルームメイトと合わなければ部屋を移ることもできます。
トイレとシャワー
4人部屋ではトイレとシャワーが1つずつで、4人で使います。朝と寝る前は混みがちなので、いつも順番を決めて使っていました。
トイレは流れが悪く、日本人や韓国人がトイレットペーパーを流すのでよく詰まりました。シャワーの水の勢いは弱いです。
トイレにはシャワーが付いていて、フィリピンでは使ったあとに便座に吹きかけるのが普通だそうです。これには驚きました。
トイレットペーパーなどは4人の共用ではありません。毎週末の買い物で自分の分を買っておく必要があります。
台風などで、たまに電気が止まって大変なこともありました。
掃除、シーツ、洗濯
- 掃除:平日のうちに掲示板の紙に書いて予約すると、部屋を掃除してもらえます。
- シーツ:申請すれば交換してもらえます。
- 洗濯:毎週土曜の午前に出せば、翌日の日曜の昼ごろまでに終わっています。
学校の施設
学校の中には簡単なジムがあります。懸垂やディップス、腹筋ローラーができます。バーベルでベンチプレスやスクワットもでき、ダンベルを使ったカールやショルダープレスもできます。ランニングマシンも2〜3台あるので、運動不足を解消できます。
小さいコートもあり、晴れた日や昼休みにはサッカーやバレーボールができます。
カフェもありますが、しっかりした食事はできません。メニューはコーヒーなどの飲み物がほとんどです。
私はたばこを吸いませんが、喫煙所もあります。そこから見る星が学校でいちばんきれいでした。
外出と週末の過ごし方
門限がある
門限があり、平日は基本的に外に出るタイミングがありません。外出の申請をすれば平日でも外食はできます。学校の周りにはスーパーやレストランがちらほらあります。
土日も夜遊びをしていると学校に入れなくなるので、外で1泊する必要があります。
移動はタクシーが便利
学校の立地はよくないので、出かけるときはタクシーかジプニー(バスのような乗り合いの乗り物)に乗ります。
ジプニーは安いですが、行き先や乗り場、降り場が分かりにくく、使いこなすのはとても難しいです。
タクシーは安いので、週末に出かけるときは必ず使っていました。何人かで乗るとさらに安くなります。
買い物と遊び
バギオの市内にはショッピングモールがあり、基本的に何でもそこで買えます。
市内にはレストランもたくさんあり、よく飲みに行っていました。クラブにも初めて行きました。
生徒とイベント
全校の生徒は90人くらいです。国籍は私の体感で日本が3割、韓国が3割、サウジアラビアが3割、中国と台湾が1割くらいでした。
年末にはカラオケ大会などのイベントがありました。年末年始には5連休もありました。
フィリピンはキリスト教の国なので、クリスマスの準備が早いです。ショッピングモールはずっとクリスマスの雰囲気でした。
持っていくとよいもの
- 胃腸の薬:最初の2週間ほど、食事が合わずにおなかを壊したため
- 運動着と運動靴:ジムやコートを使うなら
トイレットペーパーや日用品は、バギオのショッピングモールで買えます。
申し込み
カナダの語学学校と同じく、一般社団法人日本ワーキング・ホリデー協会を通して申し込みました。
まとめ
- IELTSコースは授業も宿題も多く大変だが、そのぶん成長できる。特にライティングが伸びた
- 初心者向けではないので、日常会話が普通にできる人におすすめ
- 食事は平日が3食ビュッフェで、韓国料理が多め。土日は朝昼兼用の1食だけ
- 最初は食事が合わないことがあるので、胃腸の薬があると安心
- 4人部屋はトイレとシャワーが1つずつ。順番を決めて使っていた
- 門限があり、平日はほとんど外に出られない。週末の移動はタクシーが便利
- 3か月の費用はコースが45万円、4人部屋の寮が25万円
英語に集中できる環境で、本気で力を伸ばしたい人にはJICのIELTSコースをおすすめします。
フィリピンのあとに通ったカナダの語学学校についてはトロントの語学学校Quest Language Studies体験記に、トロントでの仕事探しはトロントの仕事探し体験談にまとめています。
この記事は私の体験をもとに書いています。授業の内容や費用、寮の決まりは変わることがあるので、申し込む前に学校やエージェントで最新の情報を確認してください。