お腹が張る、ゴロゴロする、腹痛、下痢や便秘……。
病院で検査しても「異常なし」と言われるけれど、不調は続く。
そんな経験はありませんか?
私も長年、原因不明のお腹のトラブルに悩まされていました。
しかし、この食事法を試したところ、驚くほど症状が改善したのです。
それが「低FODMAP(フォドマップ)食事法」です。
本の基本情報
- タイトル: なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる! 世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法
- 著者: 江田 証
- 出版社: PHP研究所
- 発売日: 2017年10月23日
- ページ数: 153ページ
低FODMAP食事法とは? 世界が認めた胃腸に優しい食事法
FODMAPとは、発酵性の糖質類のことで、小腸で吸収されにくく、腸内で発酵してガスを発生させたり、水分を引き込んだりする性質があります。
これが、腹部膨満感や下痢・便秘を引き起こす原因になるのです。
低FODMAP食事法は、これらの糖質を抑えることで、お腹の不調を和らげる食事療法です。
オーストラリアのモナッシュ大学が研究し、過敏性腸症候群(IBS)を持つ人の約75%が症状の改善を実感したという結果が出ています。
低FODMAP食で避けるべき食品と食べられる食品
避けるべき食品(高FODMAP食品)
- 果物:りんご、洋なし、スイカ、さくらんぼ
- 野菜:玉ねぎ、にんにく、キャベツ、カリフラワー
- 乳製品:牛乳、ヨーグルト、ソフトチーズ
- 豆類:大豆、ひよこ豆、レンズ豆
- 小麦製品:パン、パスタ、クラッカー
食べられる食品(低FODMAP食品)
- 果物:バナナ、いちご、みかん、キウイ
- 野菜:ほうれん草、ナス、にんじん、トマト
- 乳製品:ラクトースフリー牛乳、硬いチーズ(チェダー、パルメザン)
- たんぱく質:鶏肉、卵、魚、豆腐(絹ごしNG、木綿OK)
- 炭水化物:米、そば、グルテンフリーパン
実際に低FODMAP食を試した結果…
私も定期的に下痢の症状に悩まされていたのですが、出張先である対馬で過敏性腸炎と診断され、その時、FODMAPの存在を知りました。
それまで「腸が弱い体質だから仕方ない」と思っていたのですが、低FODMAP食事法を実践した結果
- お腹の張りが劇的に減少。
- 便秘や下痢の波が安定。
- 腸の不快感がなくなった。
という驚きの効果を実感しました!
食事だけでなく、ストレスも減らしていたため、一概には言えませんが、私は効果を感じることができました(プラシーボ効果もあるかも)。
この研究はノーベル賞も受賞しており、情報の信憑性は高いです。
低FODMAP食事法を続けるコツ
- 最初の2~6週間は「除去期間」
- 高FODMAP食品を徹底的に避け、腸の状態をリセットします。
- 徐々に食品を戻す「再導入期間」
- 1つずつ高FODMAP食品を試し、自分の体に合うかを確認。
- 「維持期間」でバランスを見つける
- 問題のない食品を中心に、適度に高FODMAP食品を取り入れる。
低FODMAP食を取り入れて、腸から健康に!
お腹の不調は、日々の食事を少し見直すだけで大きく改善することがあります。
私のように「なんとなく体調が悪い」「お腹の調子が安定しない」と悩んでいる方は、ぜひ低FODMAP食事法を試してみてください。
あなたのお腹の不調が改善し、毎日を快適に過ごせるようになりますように!
気になった方は是非この本を一度手に取ってみてください!
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ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
今日も素敵な1日を。
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